本校の歴史
稲川支援学校のはじまり
昭和49年10月、稲川町に入所施設であるやまばと学園が発足し、18歳までの知的障害児の個性と能力に応じた生活指導をはじめました。
そして、この子供たちに教育を施すため、翌昭和50年4月、やまばと学園内に川連小学校と古四王中学校の分教室が置かれ、やまばと学園の6歳から15歳までの子供たちはやまばと学園の中の分教室で勉強することになりました。これが本校のはじまりです。
昭和51年3月には古四王中学校が町内の3中学校の統合により閉校。翌4月、3中学校が統合して、新制稲川中学校がスタートしました。それに伴い、古四王中学校分教室は、稲川中学校分教室となりました。
秋田養護学校・南養護学校の分校をへて独立開校へ
昭和52年、やまばと分教室は川連小学校・稲川中学校の分教室から秋田県立秋田養護学校の分校となり、昭和54年には秋田県立南養護学校(現横手養護学校)の分校となりました。
この間も、やまばと学園の一角で教育を行っていましたが、昭和56年待望の校舎が完成。現在地に移りました。
6年後の昭和62年には、南養護学校から独立し、「秋田県立稲川養護学校」となりました。
昭和62年~現在
独立開校後は、川連小学校・湯沢北高校・稲川中学校・皆瀬中学校との学校間の交流や最近は地域の方々との交流もはじまり、地域に根ざした学校を目指しています。
また、県内の養護学校高等部の拡充により、本校も平成13年に高等部を開設しました。昭和50年の開校以来、養護学校をとりまく環境は、めまぐるしく変化しました。
そして平成25年12月、念願であった高等部棟校舎が増築され、教育環境も充実しました。
今後も、本校は湯沢雄勝地域の障害のある子どもたちや幼稚園・保育園・小・中学校に通われている皆さんや担当の先生方の支援(特別支援教育のセンター的役割)など地域でただ一つの特別支援学校として役割を果たしていきたいと思います。
歴代校長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 在任期間 |
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1 | 伊藤和年 | 昭和62年4月1日 | 平成2年3月31日 | 3年 |
2 | 佐々木勝夫 | 平成2年4月1日 | 平成5年3月31日 | 3年 |
3 | 遠田雄蔵 | 平成5年4月1日 | 平成8年3月31日 | 3年 |
4 | 内田正年 | 平成8年4月1日 | 平成10年3月31日 | 2年 |
5 | 妹尾弘 | 平成10年4月1日 | 平成12年3月31日 | 2年 |
6 | 堀井伸一 | 平成12年4月1日 | 平成14年3月31日 | 2年 |
7 | 伊藤正祥 | 平成14年4月1日 | 平成17年3月31日 | 3年 |
8 | 髙橋行二 | 平成17年4月1日 | 平成18年3月31日 | 1年 |
9 | 武石茂 | 平成18年4月1日 | 平成20年3月31日 | 2年 |
10 | 七尾信廣 | 平成20年4月1日 | 平成22年3月31日 | 2年 |
11 | 渋谷巳紀夫 | 平成22年4月1日 | 平成24年3月31日 | 2年 |
12 | 齋藤邦弘 | 平成24年4月1日 | 平成26年3月31日 | 2年 |
13 | 小林司 | 平成26年4月1日 | 平成28年3月31日 | 2年 |
14 | 小林吉則 | 平成28年4月1日 | 平成30年3月31日 | 2年 | 15 | 佐藤博司 | 平成30年4月1日 |