秋田県立稲川支援学校

創立30周年 地域とともに歩む 稲川支援学校

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いーな日記

2023/10/25

稲陽祭

10月21日(土)、「わくわく輝け!えがおはじける稲陽祭」のテーマの元、稲陽祭が開催されました。今年は、参観人数の制限をなくしたこともあり、たくさんの保護者の皆様に来校していただきました。また今年は、ステージ発表だけでなく、4年振りにオープニング、フィナーレ、対面形式での高等部の作業学習製品販売も行われました。児童生徒は稲陽祭に向けて、練習や準備に昼休みなども利用して一生懸命に取り組んできました。
 まずは、稲陽祭実行委員児童生徒による息のそろった『稲陽祭オープニング太鼓』の演奏で稲陽祭がスタートしました。次に、中学部、小学部、高等部のステージ発表と続きます。中学部は、生活単元学習や修学旅行で学んだことを学年ごとに発表しました。小学部は、かわいいマリオのキャラクターに扮し、滑り台やサッカー、楽器演奏などを披露しました。高等部は、全員での西馬音内盆踊りや佐竹太鼓の披露、高等部3年生による発表が行われました。体育館で行われた高等部作業学習製品販売会には、たくさんの保護者の方に来ていただき、全ての作業班で完売となりました。フィナーレでは、小学部5年生から高等部までの児童生徒がテーマ曲『世界にひとつだけの花』を合唱しました。
 どの場面でも、これまでの頑張りを思う存分発揮でき、みんな満足感でいっぱいの表情でした。ご家族の皆様、当日までのご協力、そして稲陽祭当日での暖かいご声援、どうもありがとうございました。

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2023/09/27

非常時の生活体験

 9月20日(水)、岩城少年自然の家から4名の講師をお招きして、非常時の生活体験を実施しました。参加者は、小学部6年生6名、中学部1年生4名、高等部1年生18名の計28名。「学校や家庭での非常時を想定し、生活体験をする」ことをめあてに、パーソナルスペース作り班と非常食作り班に分かれて体験をしました。パーソナルスペース作りでは、段ボールを使って仕切りやテーブル、ベッドを作ったり、新聞紙でスリッパや簡易の皿を作ったりと様々な工夫が見られました。非常食作りでは、材料を入れたビニール袋を鍋で煮てピラフを作り、みんなで試食しました。「炊飯器で炊いたご飯と同じくらいおいしい。」と子どもたちも感心していました。ぜひ、ご家庭でも話題にしてみてください。

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2023/09/04

同窓会・二十歳を祝う会

7月30日(日)に同窓会・二十歳を祝う会を行いました。近年、コロナ禍のため、中止になっていた同窓会でしたが、昨年度は、二十歳を祝う会を3学年分行い、今年度は26名の同窓生が参加して、同窓会総会・二十歳を祝う会のどちらも実施することができました。二十歳を祝う会では、今年度4名の二十歳の方が参加し、近況を話したり、思い出のDVDを見て懐かしんだりしていました。レクリエーションでは、くじ引きを行い、景品は何かワクワクしながら楽しむ様子が見られました。久しぶりに同窓生や恩師と再会して懐かしみながら楽しく話し、とても和やかな会となりました。
この後、第1回青年学級が10月1日(うどんエキスポへの参加)、第2回青年学級が11月5日(学校でレクリエーション)に実施予定です。また同窓生の皆さんが楽しめる場となるようにしたいと思いますので、参加したい方は、学校へ連絡をお待ちしています。

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2023/08/28

2学期始業式

 8月25日(金)に2学期始業式を行いました。
 校長先生から、夏休み中にあった湯沢市の「七夕絵どうろうまつり」や羽後町の「西馬音内盆踊り」についてのお話があり、各クラスでも、夏休みの思い出について話し合ってみてくださいとのお話がありました。また、これから始まる長い2学期は、いろいろなことに一つずつじっくり取り組みましょうというお話がありました。
 最後に、校長先生からのお願いとして、2学期は「あいさつ」をがんばりましょうというお話しがあり、「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」のあいさつを校長先生に続いて全校児童生徒が唱和しました。
 式終了後は、児童生徒の代表から「夏休みの思い出」と「2学期にがんばりたいこと」の発表がありました。 

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2023/08/21

日々の風景から 〜連携するということ〜

 毎日暑い日が続いています。学校は夏季休業中で、当然のことながら児童生徒の姿はなく、校内は少し寂しい感じがします。
 そんな中ですが、学校では面談や研修会、授業の準備等をしながら2学期に備えています。8月2日には、「障害福祉サービス事業所との情報交換会」を行いました。これは、放課後等デイサービス事業所や日中一時支援を行っている事業所の方々と児童生徒について情報共有をし、よりよい支援等につなげるため、昨年度から行っています。7事業所の方々と、事業所を利用している49名の児童生徒について情報交換をしました。
 会の中では、児童生徒の学校と事業所で見せる様子の違いに双方で驚き、喜び合いながら情報交換をしている場面がたくさんありました。当然のことながら、児童生徒(子ども)は環境や関わる人たちによって向ける表現が異なります。この多様な表現を知り、新たに子ども理解を深めることは、児童生徒達の笑顔を支える源の一つなのかもしれません。
 連携することの大切さを改めて実感できた1日でした。

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2023/08/02

第11回秋田県特別支援学校ネオホッケー交流大会「い〜なチャレンジ」

7月28日(金)に湯沢市総合体育館で、第11回秋田県特別支援学校ネオホッケー交流大会「い〜なチャレンジ」が開催されました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりましたが、今年は4チームによるリーグ戦が開催されました。当日は、気温30度を超えるとても暑い日でしたが、選手の皆さんは、1つのボールに集中し、激しい攻防を繰り広げていました。今大会は横手支援学校が見事優勝を飾りましたが、どのチームも9月の特別支援学校総合体育大会での健闘を誓い合っていました。

<大会結果>
 優勝:横手支援学校 準優勝:ゆり支援学校 3位:稲川支援学校 4位:天王みどり学園

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2023/07/27

いーな・キラキラプロジェクトA

7月20日(月)に今年2回目のいーな・キラキラプロジェクト(クリーンアップ活動)で湯沢市商店街(柳町、大町、サンロード商店街)のごみ拾い、シャッター清掃を行いました。8月に行われる湯沢七夕絵どうろうまつりに向けて町をきれいにすることで、地域の方々や祭りにいらっしゃる方々に喜んでいただくことを目標にして行いました。今年は、暑さ対策もあり、中学部、高等部による縦割りグループで活動をしました。中学部の生徒は、高等部生徒の様子を見たり教えてもらったりしながら清掃をがんばりました。清掃を終えた生徒からは、「地域の方が心地よく商店街を歩いていただけたらうれしい」との声が聞かれました。9月には、3回目のいーな・キラキラプロジェクトを小学部を含めた全校児童生徒で行う予定です。

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2023/07/24

1学期終業式

 7月21日(金)に1学期終業式を行いました。式では校長先生から、「1学期を振り返って」というテーマで、全校行事や各学部の取組についてお話がありました。
 校長先生は、大型テレビに入学式、運動会、いーなキラキラプロジェクトなどの行事や各学部の修学旅行、宿泊学習、前期実習、授業の様子などの写真を表示し、それらがどんな出来事だったのかを、子どもたちに問いかけながら話を進めました。子どもたちは、写真を見て、自分たちが楽しかったことや頑張ったことを一生懸命に答えていました。
 校長先生からは、「頑張ったことは自分の力になる」「友達と一緒に経験したことは大事な思い出になる」「自分に花まるをあげましょう」と話がされました。 
 終業式後には、各学部の代表が1学期頑張ったことや、2学期に向けての抱負などを発表しました。

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2023/07/21

日々の風景から 〜大きくなあれ!〜

 本日(7/21)、久しぶりに青空を眺めたような気がします。そんな中、1学期の終業式を無事終えました。月日の経つ早さを感じつつ、児童生徒の成長も実感できた終業式でした。終業式については、本コーナー(いーな日記)で後日紹介します。ここでは、1学期の教育活動を振り返り、感じたことを・・
 本校の敷地内に小さな畑があります。ここには、小学部と中学部の児童生徒が様々な作物等を植えています。
 作物を植えたり、育てたりする過程では、高等部の生徒や実習助手の先生などからアドバイスをしてもらい、一緒に活動することがあります。小・中学部の児童生徒は、アドバイスに耳を傾け、目を輝かせながら活動を共にします。高等部の生徒は少し誇らしげに見えます。小さな畑の中での大きな学習です。
 今、作物等は大きく成長し、収穫も間近な様子です。畑を眺めながら、豊かに関わり合いながら作物を植えた情景が思い出されたり、収穫された作物が学習にどのように生かされるのだろう、と想像したりして、温かな気持ちが湧きます。
 児童生徒達の、大きな学習を通した大きな成長を期待したいと思います。
 もっと、もっと大きくなあれ!

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2023/07/18

日々の風景から 〜主体性を育むということ〜

 小学部のある学級の授業の様子です。生活単元学習で、「花を育てて、プレゼントしよう!」という学習に取り組んでいます。大好きな家族や先生たちに花をプレゼントしようというテーマ(目的)の基、日々水やりなどを頑張っています。
 生活単元学習では、児童生徒が目標や見通しをもって、活動に積極的に取り組めるように学習を計画をします。
 紹介した学習のように、児童生徒の心が揺さぶられるようなテーマがあることで、それに関わる課題を一生懸命に解決しようとする姿につながります。苗等のお世話をした結果にできた花をプレゼントするのではなく、「好きな人に喜んでもらうために花を育てる」というテーマがあることで、花を丁寧に育てるための動機付けとなり、自分から色々なことに挑戦しようとするなどの主体性が育まれていくのだと思います。
紹介した学級では、はじめはうまくできなかった水やりも、今では上手にじょうろを使いお世話をしています。
 きっと、素敵な花が鉢いっぱいに彩ることでしょう。
 これからも、児童生徒が笑顔と意欲いっぱいで頑張ることのできる授業づくりを目指していきたいと考えています。

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